「なんか手頃なゲームないかなぁ……」と思い続けていたら一日が終わった。
そう、朝から鳥山先生の訃報で結構悲しくて、いまいち何もする気になれなかったのだった。僕は昔ドラゴンボールが異常に大好きだったという意外な側面があり、いまも普通に結構好き(新作『DAIMA』も楽しみにしてた)なので、ショックだった。
鳥山先生ってわりと自作、というかドラゴンボールに対してドライな人だったんですけど、最近はドラゴンボール超の『スーパーヒーロー』って映画に「これは面白いです!」ってコメント出したり、色んなところで結構やる気を出してるのが伝わっていたから、特に悲しくなってしまった。もっとも、「次はどんなのにしよう?」と考えている時期に逝ったというのは、やっぱり生き様としてカッコいいなぁと思ったし、それくらいが唯一救いかもしれない。ご冥福をお祈りしたい。
ちなみに僕は『ドラクエ』を初代しかやったことがない、謎の人間である。ゲームボーイの『1・2』でやった。何歳? ちなみにめちゃくちゃおもしろかったです。VIIIは道に迷って積んでいる(ごめん)。
さて、この日はなんとな〜く、「可もなく不可もないRPG」がやりたくなっていたのだった。色々探して、ああでもないこうでもない、と言っていたら一日が終わった……。
「可もなく不可もないRPG」とは、たとえば昔キッズniftyにあった『ロルプレクエスト』みたいなやつである。あれめちゃくちゃおもしろかった。「おもしろかったら『可』なのでは?」と思うかもしれないけど、そうじゃないのだ。なんというか、素朴で、「みんなが思うRPGってこうですよね?」みたいなのをそのまま出した感じ……たとえるなら、「サッカー」に対する「蹴鞠」みたいなものなのだ。駆け引きを捨象し、勝敗を捨象し、ただ「ボールを蹴る楽しさ」、「相手が蹴りやすい球を予想する楽しさ」だけに集中する。それが『ロルプレクエスト』なのだ。
そういうのがやりたかったんだけど、いまじゃどこのRPGもグラフィックが綺麗だったりシステムが変わってたりして、意外と取っ付きづらいんですよね。「RPGそのものの楽しさ」で売ってるゲームってなかなかない。『魔神少女』シリーズの『ブレイブダンジョン』はいい感じにやりやすくてドット絵も可愛く、よかったんだけど、もうクリアしちゃったし。同人エロゲなんかは(操作キャラがだいたい一人なこともあって)わりといいのもあるんだけど、……エロいわけだし。さすがにRPG欲だけでは手を出せない。
それで色々考えたんだけど、「RPGツクールで自分用のつまんないRPGを作る」っていうのが最もわかりやすい解決方法なのかな? と思った。これ、結構よくないですか? 主人公は一人で、広すぎない程度にマップがあって、テキトーなダンジョンがあって、ちゃんとレベルを上げたら強いボスにも勝てる……。これ結構いいじゃないですか!
そう思ってRPGツクールMV(持ってる)をつけたはいいんだけど……起動が久しぶりすぎて操作方法がわからず、やめてしまった。でもできたら楽しそうなので、この発想はのちのちまでとっておきたいな。「自分用のRPGがある」ってなんかカッコいいし、わくわくしませんか? やってみたい。
この日はそんな感じでした。
「全部どうでもよくなったテイルズのジャンル名『可もなく不可もないRPG』」と最後に書いて締めようとしたんだけど、これテイルズオブシリーズのジャンル名が「○○するRPG」みたいなつけ方なのを知らないとめちゃくちゃばかにしてるみたいになるから、先にこうして注釈を書いてから締めます。
全部どうでもよくなったテイルズのジャンル名「可もなく不可もないRPG」。
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